電子密度計測に向けたシャックハルトマン型レーザ波面測定装置の開発
電子密度計測に向けたシャックハルトマン型レーザ波面測定装置の開発
カテゴリ: 全国大会
論文No: 1-093
グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集
発行日: 2010/03/05
タイトル(英語): Shack Hartmann Typed Laser Wavefront Sensor for Electron Density Measurement
著者名: 稲田 優貴(東京大学),松岡 成居(東京大学),熊田 亜紀子(東京大学),池田 久利(東京大学),日高 邦彦(東京大学)
著者名(英語): Yuki Inada(Tokyo University),Shigeyasu Matsuoka(Tokyo University),Akiko Kumada(Tokyo University),Hisatoshi Ikeda(Tokyo University),Kunihiko Hidaka(Tokyo University)
キーワード: 電子密度計測|アーク放電
要約(日本語): ガス遮断器内に発生したアーク放電を速やかに消弧させるべく、その機構解明が求められている。そこで今回は、放電現象を司る電子の密度測定を簡便に行うための方法としてシャックハルトマン型レーザ波面法を採用し、電子密度の測定可能範囲について検討を行った。その結果、本測定法は電子密度が1021m?3程度の放電から、1024m?3 程度の高電子密度と衝撃波を有する大気中インパルスアーク放電まで適用可能であることが分かった。また、測定対象となるアーク放電のピーク電流値と減衰時定数はそれぞれ680A、20μsであった。今後は5、10または 15kVの充電電圧に対して、放電開始後20μsにおける電子密度を計測する予定である。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 840 Kバイト
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