弱電離気体プラズマの解析(LXXXIX)-発光分光分析による水上パルス放電プラズマ中の電子温度および電子密度測定

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-094

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Studies on weakly ionized gas plasma(LXXXIX)-Measurement of temperature and density in pulsed discharge plasma above water surface by emission spectroscopic analysis

著者名: 岩崎 圭祐(室蘭工業大学),佐藤孝紀 (室蘭工業大学),伊藤 秀範(室蘭工業大学)

著者名(英語): Keisuke Iwasaki(Muroran Institute of Technology),Kohki Satoh(Muroran Institute of Technology),Hidenori Itoh(Muroran Institute of Technology)

キーワード: パルス放電|電子温度|電子密度|二線強度比較法|シュタルク幅|水上プラズマ

要約(日本語): 大気圧下において水上でパルス放電プラズマを発生させ，発光分光分析により放電内部の電子温度および電子密度を求めた結果を述べている。電子温度はH原子のバルマー系列からの発光であるHαとHβの強度を用いた二線強度比較法から求め，電子密度は測定から得られたHαの半値全幅と理論的シュタルク幅との関係から求めた。純アルゴンガス中におけるパルス放電内部の電子温度および電子密度は，それぞれ，6.1×10 5Kおよび1.4×10 17cm-3となった。また，酸素を混合すると，電子密度は増加し，電子温度は減少する傾向がみられた。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 964 Kバイト