大気中Ag電極flip-flop移行においてグローとアークの平均寿命の組に現れる3種の型
大気中Ag電極flip-flop移行においてグローとアークの平均寿命の組に現れる3種の型
カテゴリ: 全国大会
論文No: 1-105
グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集
発行日: 2010/03/05
タイトル(英語): 3 Patterns of Life Distributions of Inter-glow-arc Flip-flop Transition on Ag Electrodes in Atmospheric Air
著者名: 杉沼 義隆(成蹊大学),野垣 正義(東京電機大学),高橋 勉(成蹊大学)
著者名(英語): Yositaka Suginuma(Seikei University),Masayoshi Nogaki(Tokyo Denki University),Tsutomu Takahashi(Seikei University)
キーワード: グロー・アーク|フリップフロップ移行|寿命分布
要約(日本語): 大気中のAg電極(anodeφ4mm, cathodeφ10mm)のグロー・アーク間flip-flop移行について、隣接するグローとアークの寿命を組にして分布を調べ、三種のパタンを検出した。(1)小電流部:アークの寿命が電流の上昇と共に急上昇。電流を一定値に保つとアークの寿命は一定値付近に集中し、グローの寿命はばらつく。(2)中電流部(80mA):アークの寿命が最大に達する部分と電流の増加と共に寿命が減少する部分。アークの寿命とグローの寿命が一次式の周辺に分布する。(3)大電流部(100?220mA):大半のグローとアークの組ではアークの寿命がほぼ一定値グローの寿命がばらつく。これ以外に、長寿命のアークが見られ、時に著しく長寿命のアークが現れる。一般に、グローの寿命とアークの寿命の間の相関は低い。(4)更に大電流(240?280mA)になった場合の寿命分布や。異なる電極条件と材料、異なる雰囲気体中での現象は今後の問題として残されている。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,767 Kバイト
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