レーザーイオン化質量分析による食品中残留農薬分析に向けた試料導入法の検討
レーザーイオン化質量分析による食品中残留農薬分析に向けた試料導入法の検討
カテゴリ: 全国大会
論文No: 1-129
グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集
発行日: 2010/03/05
タイトル(英語): A study on the sample introduction method for pesticide residue analysis in food by laser ionization mass spectrometry
著者名: 林 久生(茨城大学),前田 教行(茨城大学),樋渡 匡(茨城大学),池畑 隆(茨城大学),佐藤 直幸(茨城大学)
著者名(英語): Hisao Hayashi(Ibaraki University),Noriyuki Maeda(Ibaraki University),Masashi Hiwatashi(Ibaraki University),Takashi Ikehata(Ibaraki University),Naoyuki Sato(Ibaraki University)
キーワード: 残留農薬|微量分析|質量分析|光イオン化|電子イオン化
要約(日本語): 輸入食品による中毒事件の発生によって、残留農薬問題と食の安全に対する関心が高まっている。しかし、従来のGC-MS、LC-MS分析法では前処理に時間がかかり、安全確保に必要な数の食品サンプルを分析できない問題がある。そこで、迅速な食品中残留農薬分析を目標に、多面鏡型レーザーイオン化質量分析装置(RIMMPA)の開発を進めており、試料導入装置の試作および評価を行った。二種類の試料導入装置を試作し、試料としてキシレンを用い、質量スペクトルの比較を行った。試料導入装置の動作条件を変化させて質量分析を行った結果、質量スペクトルの強度や継続時間は蒸発面積、キャリア流量などと共に変化することがわかった。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 928 Kバイト
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