赤外線2次元ロックインアンプによるアンテナ近傍の電磁界強度分布測定

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-151

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Electromagnetic Field Intensity Measurement near a Antenna using Infrared 2-D Lock-in Amplifier

著者名: 千代 憲隆(東京都市大学),荒井 瑞樹(東京都市大学),田中 康寛(東京都市大学),西方 敦博(東京工業大学),平野 拓一(東京工業大学),前野 恭(情報通信研究機構)

著者名(英語): Noritaka Chiyo(Tokyo City University),Mizuki Arai(Tokyo City University),Yasuhiro Tanaka(Tokyo City University),Atsuhiro Nishikata(Tokyo Insutitute of Technology),Takuiti Hirano(Tokyo Insutitute of Technology),Takashi Maeno(National Institute of Information and Communications Technology)

キーワード: 電磁界強度分布測定|電磁界強度の可視化|2次元ロックインアンプ|赤外線カメラ|イメージング

要約(日本語): 我々は3次元電磁界強度分布測定装置を開発した。この装置は電磁波を吸収し発熱する幕により平面の2次元電磁界強度分布を温度分布に変換し，温度計測用の赤外線カメラにより幕の温度分布測定することで2次元電磁界分布を得る。本装置は，電磁界分布を乱すことは少なく，一般的なアンテナに比べ高い空間分解能をもって電磁界強度分布の測定を行うことが可能である。本装置を用いてアンテナ近傍（アンテナからの距離1mm?)の電磁界強度分布を測定したところ，アンテナ近傍の電磁界強度分布の様子を高い空間分解能をもって観測することに成功した。この測定法は，電磁界強度の計算に時間を要するような複雑な形状のアンテナに対しても容易に適応できる。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 892 Kバイト