GPU上の対角変換版FMMを用いるボクセルモデル用表面電荷法

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-162

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Surface Charge Simulation Method for Voxel Model Analyses Utilizing Diagonal Form Fast Multipole Method on GPUs

著者名: 濱田 昌司(京都大学)

著者名(英語): Shoji Hamada(Kyoto University)

キーワード: GPU|高速多重極法|表面電荷法|対角変換|ボクセル|接触電流

要約(日本語): 倍精度ＧＰＵ版のボクセルモデル用高速多重極（ＦＭＭ）表面電荷法につき、ＦＭＭの間接計算部を対角変換版Ｍ２Ｌアルゴリズムとしたコードを開発した。ＰＣ上での５０万要素の境界要素解析（人体頭部２ｍｍボクセルモデル内接触電流問題）に約１５秒を要した。対角変換版Ｍ２ＬはＧＰＵ向きのアルゴリズムとはいえないため、速度向上率は現状では十分とはいえないが、回転変換版Ｍ２Ｌアルゴリズムを用いるコードを上回る速度性能を得た。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,152 Kバイト