シールドガス種によるパルスTIGアーク熱源特性の数値解析

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-182

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Numerical analysis of heat source property with several shield gases in pulse TIG arc.

著者名: 吉田 良輔(中央大学),田代 真一(大阪大学),田中 学(大阪大学),稲葉 次紀(中央大学)

著者名(英語): Ryosuke Yoshida(Chuo University),Shinichi Tashiro(Osaka University),Manabu Tanaka(Osaka University),Tsuginori Inaba(Chuo University)

キーワード: パルスTIGアーク|MHDシミュレーション

要約(日本語): パルス溶接は母材への入熱を容易に制御できるため，溶け落ち防止に効果がある。現在では直流TIGアークの数値解析は多くみられるが，交流，パルス溶接の研究は実験によるものが主流である。本稿では100Hzの方形波パルス電流を用いて，シールドガスをAr，CO₂，Heの3種としてパルスTIGアークの熱源特性を比較検討した。CO₂は質量はArとほとんど変わらないが熱伝導性が低いため軸中心部の導電率が大きく変化せず，Ar より軸中心部の追従性が良いと考えられる。Heは質量の小ささと高い熱伝導性により，Arに比べて軸中心部での電流変化時の追従性が良いと考えられる。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 816 Kバイト