プラズマ合体装置における磁気リコネクションと低周波波動の励起
プラズマ合体装置における磁気リコネクションと低周波波動の励起
カテゴリ: 全国大会
論文No: 1-188
グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集
発行日: 2010/03/05
タイトル(英語): Low frequency wave excited by magnetic reconnection in plasma merging experiment
著者名: 桑波田 晃弘(東京大学),井 通暁(東京大学),田辺 博士(東京大学),伊藤 慎悟(東京大学),小野 靖(東京大学)
著者名(英語): Kuwahata Akihiro(The university of Tokyo),Inomoto Michiaki(The university of Tokyo),Tanabe Hiroshi(The university of Tokyo),Ito Shingo(The university of Tokyo),Ono Yasushi(The university of Tokyo)
キーワード: プラズマ合体|磁気リコネクション|MHD波動|イオン加熱
要約(日本語): 磁気リコネクションとは磁力線が繋ぎ変わる現象であり、この繋ぎ変わりにより磁気エネルギーが開放され、プラズマの運動・熱エネルギーへと変換される。また、この繋ぎ変わる過程では、引き伸ばされた磁力線の張力によりMHD波動が励起される。本研究はこの励起される波動、特にイオンサイクロトロン周波数近傍の波動に注目している。この周波数帯の波動は、核融合プラズマや太陽コロナプラズマの加熱に寄与しており、既に本実験装置TS-3の実験でイオン加熱が確認されている。本研究は自律的に発展する磁気リコネクションにより発するMHD波動を検出し、この伝播・吸収特性とプラズマ加熱機構の関係を明らかにすることが目的である。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,304 Kバイト
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