Balmer α軟X線レーザの発振に向けた窒素プラズマの分光計測

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-191

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Spectrum measurement of nitrogen plasma for lasing a Balmer α soft X-ray

著者名: 中西泰章 (東京工業大学),石塚裕也 (東京工業大学),酒井雄祐 (東京工業大学),渡辺正人 (東京工業大学),堀田栄喜 (東京工業大学)

キーワード: 短波長化|Balmaer α|反転分布|時間積分計測

要約(日本語): 短波長化したレーザは，より高精度な加工や解析を可能にする。本研究室では水素様窒素のBalmer α軟X線レーザ(波長13.5 nm)の発振を目指す。キャピラリ放電を用いた再結合励起によって主量子数n=2，3の間での反転分布を生成し、レーザを発振させる方法を採っている。放出光を格子定数1 μmの透過型分光器に通して測定した結果、Balmer α軟X線の放出とn=2，3の水素様窒素イオンの存在は確認できた。しかし、今回の時間積分計測では，どの時刻に反転分布の生成および上記レーザの発振が起きたか不明である。この2点について今後、時間分解計測と放電電流上昇を行い、確認する予定である。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 861 Kバイト