Gleitbuschel沿面放電によるPPフィルムの物理的劣化
Gleitbuschel沿面放電によるPPフィルムの物理的劣化
カテゴリ: 全国大会
論文No: 2-002
グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集
発行日: 2010/03/05
タイトル(英語): A Surface Degradation Process on a PP film under Surface Discharge of Gleitbuschel Type
著者名: 木下 幸弘(名古屋工学院専門学校),今井 國治(名古屋大学),木全 浩市(タツタ電線)
著者名(英語): Yukihiro Kinoshita(Nagoya Kougakuin College of Technorogy),Kuniharu Imai(Nagoya University),Kouichi Kimata(Tatsuta Electric Wire & Cable Co. Ltd)
キーワード: 微小空隙|沿面放電|Gleitbuschel|表面粗さ|PD劣化破壊
要約(日本語): 本研究では、ホワイトヘッドモデルを基本とした模擬ボイドモデルを作成し、このモデルの微小空隙内で点弧する部分放電より、底面を想定したフィルムに生じた凹凸を測定しPD劣化破壊過程について検討を行った。沿面放電形態がGleitbuschelとなる場合においては、PDによりフィルム中心部はクレーター状にへこんでおり大きな凹凸も存在していたが、PD劣化周辺部分では中心部と比べフィルム表面の凹凸は小さかった。またこの時の残留電荷はほとんど存在していなかった。以上より沿面放電形態がGleitbuschelの場合におけるPD破壊においては、PDによる劣化は影響するが、空間電化効果の影響は少ないものと考察した。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 969 Kバイト
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