極めて薄いPENフィルムの局所発熱と伝導電流
極めて薄いPENフィルムの局所発熱と伝導電流
カテゴリ: 全国大会
論文No: 2-057
グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集
発行日: 2010/03/05
タイトル(英語): Local Heat Generation and Conduction Current in extremely thin PEN film
著者名: 鳥本慎也 (豊橋技術科学大学),小池 貞則(豊橋技術科学大学),村上 義信(豊橋技術科学大学),長尾 雅行(豊橋技術科学大学)
著者名(英語): Shinya Torimoto(Toyohashi University of Technology),Sadanori Koike(Toyohashi University of Technology),Yoshinobu Murakami(Toyohashi University of Technology),Masayuki Nagao(Toyohashi University of Technology)
キーワード: ポリエチレンナフタレートフィルム|絶縁破壊機構|局所発熱|伝導電流
要約(日本語): ポリエチレンナフタレート(PEN)フィルムは、モータ等の部品や機器の電気電子材料に使用されており、フィルムを用いる部品や機器の小型化に伴い、薄い膜厚のものが望まれている。その薄い膜厚のフィルムの電気的特性や絶縁破壊機構を解明するため、厚さ数μmのPENフィルムの局所発熱と伝導電流を測定した。実験結果としては、直流ランプ電界をPENフィルムに印加すると、絶縁破壊に至る直前でフィルム表面の局部で発熱が発生し、同時に伝導電流値の上昇も観測することが出来た。局所的な電流集中により局所的な温度上昇が起こり、更にその温度上昇が局所領域における更なる電流上昇をもたらしていると考えられることから、熱的破壊過程が示唆される。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 4,163 Kバイト
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