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テフロン上に滴下する水滴の挙動

テフロン上に滴下する水滴の挙動

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カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-070

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Behavior of water droplet which drops on Teflon

著者名: 下川 博文(神奈川工科大学),山中 裕輔(神奈川工科大学)

著者名(英語): hirofumi shimokawa(Kanagawa Institute of Technology),yusuke yamanaka(Kanagawa Institute of Technology)

キーワード: 水滴|レイリーリミット|電荷交換|微小水滴の放出

要約(日本語): 液体の電荷量がある値を超えると電荷間の反発力が表面張力を越えるため、微小水滴を放出することはレイリーリミットとして知られている。一方、テフロンと水が接触するとテフロンは負に帯電する。テフロン上を流動する水滴は正に帯電し、レイリーリミットの達して分裂する可能性がある。本研究はテフロン上に滴下する水滴からの微小水滴の放出機構の解明を試みたものである。水滴の観測は高速度カメラを、電荷量の測定は吸引式ファラデーケージを使用した。また、テフロン上の表面電位分布も測定した。除電したテフロン上に滴下した初期の段階では微小水滴の放出はみられなかった。滴下後10分?30分経過すると、直径が1mm以下の微小水滴の観測された。疎水性のテフロン表面に滴下する水滴は衝突後反動で盛り上がる。テフロンが帯電していないときには微小水滴の放出はみられないことから、放出機構にはテフロン上の表面電位が関係することが示唆される。一度に放出される微小水滴の個数は最大数個の達した。微小水滴の直径は0.1?0.8mmであった。電荷量は?0.4??3pCの負電荷を持っていた。現在のところ、微小水滴の詳細な放出機構は不明である。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,680 Kバイト

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