高電界パルスによる大腸菌の殺菌
高電界パルスによる大腸菌の殺菌
カテゴリ: 全国大会
論文No: 2-074
グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集
発行日: 2010/03/05
タイトル(英語): Sterilization of
著者名: 岡 洋佑(名城大学),村本 裕二(名城大学),清水 教之(名城大学),市原 茂幸(名城大学)
著者名(英語): Yosuke Oka(Department of Applied Biological Chemistry,Meijo University),Yuji Muramoto(Department of Applied Biological Chemistry,Meijo University),Noriyuki Shimizu(Department of Applied Biological Chemistry,Meijo University),Shigeyuki Ichihara(Department of Applied Biological Chemistry,Meijo University)
キーワード: 高電界パルス|殺菌|大腸菌
要約(日本語): 高電界パルスによる大腸菌の殺菌について検証した。試料は大腸菌が入った液体で、高電界パルスを50 回印加すると、大腸菌の生菌率は0.01%以下に減少した。この生菌率(0.01%)は牛乳の低温加熱殺菌(63℃,30 分)の生菌率1%を大きく下回る値である。多くの大腸菌は高電界パルス殺菌後に長くなっている。この長い大腸菌は分裂できなくなったことを示しており、パルス電界によって大腸菌の細胞分裂を阻害したためと考えられる。菌は寿命がありやがては死ぬため、菌の増殖の能力を奪えば無毒化したことになり、殺菌の目的は達している。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 902 Kバイト
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