誘電泳動現象を利用した複合フィルム中におけるカーボンナノチューブの静電操作（I）理論的解析

カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-084

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Electrostatic manipulation of carbon nanotubes using dielectrophoresis in composite film (I) Theoretical analysis

著者名: 富田 大成(九州大学),孫 偉(九州大学),長谷川 真也(九州大学),今坂 公宣(九州大学),末廣純也 (九州大学)

著者名(英語): Hironari Tomita(Kyushu Univirsity),Wei Sun(Kyushu Univirsity),Sinya Hasegawa(Kyushu Univirsity),Kiminobu Imasaka(Kyushu Univirsity),Junya Suehiro(Kyushu Univirsity)

キーワード: 誘電泳動|カーボンナノチューブ|複合フィルム|静電操作|数値計算

要約(日本語): 誘電泳動現象を利用した複合フィルム内部におけるCNTの静電操作法を提案し、理論的及び実験的検討を行った。本CNT操作技術の特徴は、電極系を樹脂に直接接触させずに空気ギャップを介して電圧を印可する点にある。これにより、電極／溶媒界面における電気化学作用を抑制し、同時に電極を移動させることで大面積フィルムへの適用が可能となるが、一方では電極間印加電圧の殆どが空気ギャップに加わることになるため、高電圧の印加が必要となる。本稿では数値電界計算に基づく理論的検討結果について述べる。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,050 Kバイト