オートクレーブTiO2ゾルを用いた有機-無機複合薄膜の作製と光機能性に関する研究

カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-087

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Fabrication and photofunction properties of organic-inorganic composite films using autoclaved TiO₂ sol

著者名: 高橋 朋晃(千葉工業大学),芳賀 裕(千葉工業大学)

著者名(英語): Takahashi Tomoaki(Chiba Institute of Technology),Yutaka Haga(Chiba Institute of Technology)

キーワード: 酸化チタン|オートクレーブ|水熱合成|有機薄膜太陽電池|ナノコンポジット|導電性高分子

要約(日本語): 導電性高分子と金属酸化物、C60系のバルク材料の複合薄膜は様々な光有機デバイスや有機半導体素子への利用が期待されている。しかし、金属酸化物を初めとする有機溶剤に不溶な粒子は複合膜中における凝集により均一なコンポジットの形成が容易ではなく、膜中におけるキャリアの輸送及び、光電荷の生成に影響を与え、特性の低下につながる。本研究では、モノクロロベンゼンと酸化チタン（TiO2）前駆体であるチタニウムイソプロポキシド（TIP）をオートクレーブ中で処理し、有機溶媒中での高分散TiO2ナノ粒子を作製した。またオートクレーブにおける複合薄膜形成プロセスを評価するため、作製したTiO2ゾルを用いてMDMO-PPV/TiO2ナノコンポジット薄膜を作製し、光学的・電気的特性を検討した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 672 Kバイト