商品情報にスキップ
1 1

原料PDMSのアルコキシラン末端変性処理による有機・無機複合膜の低分子発生抑制

原料PDMSのアルコキシラン末端変性処理による有機・無機複合膜の低分子発生抑制

通常価格 ¥440 JPY
通常価格 セール価格 ¥440 JPY
セール 売り切れ
税込

カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-088

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Lowering Low-molecular-weight Siloxane Content of Organic-inorganic Hybrid Materials Made from Alkoxisilane Terminated PDMS

著者名: 青木裕介 (三重大学)

キーワード: 有機・無機複合膜

要約(日本語): 車載用IC等の電気電子部品向けの絶縁材料において,近年の使用環境あるいは素子動作温度の高温化に伴い、高い耐熱性を有しつつ、温度変化に起因する応力の緩和,振動の吸収のため,ゴム状の性質を有することが求められる。ポリジメチルシロキサン(PDMS)と金属アルコキシドを原料として創生される有機・無機複合膜は、柔軟で、かつ200℃以上の温度での長期安定性と高い絶縁特性を有していることを、これまでに報告している。さらに同複合膜では、同じくPDMSを原料として重合されるシリコーンゴムにおいて問題となる低分子シロキサンの生成が抑制される点でも優れている。これら特徴を発現するためには、微細な金属酸化物クラスタが良好な分散構造をとることが必要で、原料として末端基にアルコキシラン変性処理を施したPDMSを用いることが有用であると考えられた。本報告では、変性率の異なるPDMSを原料として複合膜を作製し、複合膜の耐熱性、低分子揮発量に対する影響について検討した結果を報告する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 338 Kバイト

販売タイプ
書籍サイズ
ページ数
詳細を表示する