Arレーザ支援固液界面熱分解法によるCNTへの金属内包制御
Arレーザ支援固液界面熱分解法によるCNTへの金属内包制御
カテゴリ: 全国大会
論文No: 2-097
グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集
発行日: 2010/03/05
タイトル(英語): Controlling of Metal Encapsulation into Carbon Nanotube by Ar Laser Assisted Solid/Liquid Interface Thermal Decomposition
著者名: 相良 拓也(日本大学),岩戸 祐亮(日本大学),鈴木 薫(日本大学)
著者名(英語): Takuya Sagara(Nihon University),Hiroaki Iwato(Nihon University),Kaoru Suzuki(Nihon University)
キーワード: カーボンナノチューブ|炭素材料|Arレーザ
要約(日本語): カーボンナノチューブ(CNT)の直径は数nmから数十nm程度で長さが数μm以上という高アスペクト比を持っており、有意な電気的・機械的特性を持っているため、走査型プローブ顕微鏡(SPM)の探針に応用される。CNTには触媒に用いた金属が内包しているものが確認され、強磁性体の金属を内包させたCNTは磁気力顕微鏡への応用が考えられている。我々は固液界面熱分解法によって加熱された透過型電子顕微鏡(TEM)観察用のモリブデン(Mo)メッシュ上に、内部がメッシュのMo金属で完全に満たされたCNTを見出し、SPMプローブへ応用できるのではと考えた。Mo以外の金属にこの方法を応用したところ、Moよりも融点の低い金属では金属を内包したCNTが生成されなかった。本稿では、Arレーザを用いてCNTの生成を促すことで、Mo以外の金属をCNTに内包させることを目的とした。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 844 Kバイト
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