フラックスゲート形直流漏電センサの解析

カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-100

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Analysis of Flux-gate DC Earth Leakage Current Sensor

著者名: 工藤 高裕(富士電機システムズ),栗原 晋(富士電機システムズ),外山 健太郎(富士電機ホールディングス)

著者名(英語): Kudo Takahiro(Fuji Electric Systems Co.,Ltd.),Kuribara Susumu(Fuji Electric Systems Co.,Ltd.),Toyama Kentaro(Fuji Electric Holdings Co.,Ltd.)

キーワード: フラックスゲート|直流|漏電センサ|シミュレーション|電気自動車|太陽光発電

要約(日本語): 電気自動車や太陽光発電システムなどに使用するフラックスゲート形直流漏電センサの解析結果について報告する．フラックスゲートセンサは励磁周波数の2倍の成分を検出する方式が良く知られているが，今回我々は，磁心が飽和する方形波電圧の印可により，励磁電流が急激に増加するタイミングが被測定電流に比例する方式について検討を行った．センサは，コイルを巻いた円環状のアモルファス磁心に，被測定電流用の導体を貫通させた簡単で堅牢な構造である．磁界解析で求めたコイル電流を回路解析上で計算する方法とした．被測定電流に対する出力で見た場合，実測に対する解析の誤差は+7.9%と，概ね一致する結果が得られた．

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 615 Kバイト