溶接部内部欠陥検出用磁気センサアレイプローブの開発

カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-112

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Development of a magnetic sensor array probe for detection of internal defect of the welding part

著者名: 三宅 康介(岡山大学),萬治 寧大(岡山大学),紀和 利彦(岡山大学),塚田 啓二(岡山大学),櫻本 昌宏(三造試験センター),井上 勝美(三造試験センター)

著者名(英語): Miyake Kosuke(Okayama University Graduate School of Natural Science and Technology),Manji Yasuhiro(Okayama University Graduate School of Natural Science and Technology),Kiwa Toshihiko(Okayama University Graduate School of Natural Science and Technology),Tsukada Keiji(Okayama University Graduate School of Natural Science and Technology),Sakuramoto Masahiro(MES Testing & Research Center),Inoue Katsumi(MES Testing & Research Center)

キーワード: 非破壊検査|磁気センサ|渦流探傷検査|漏洩磁束探傷検査

要約(日本語): 漏洩磁束探傷検査と渦流探傷検査の両方に適用できる磁気センサプローブを開発した。センサプローブには試料表面に対して平行な磁場のX、Y成分が測定できるMRセンサを用いた。また、5個のMRセンサを組み込んだ回路基板2つを、接続することにより、センサプローブは、溶接鉄板だけでなく、T字型溶接部分も検出可能な設計とした。磁場信号を得るためにベクトル解析法を用いた。測定試料として、長方形の厚さ14mmの2枚の鉄板を溶接で合わせたもので、溶接内部及び裏面亀裂などの各種形状の人工的欠陥を設けたものを用いた。漏洩磁束探傷法及び渦流探傷法の両方式でこれらの欠陥を検出することができた。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 846 Kバイト