回転機鉄心中の局所的残留応力分布がベクトル磁気特性へ及ぼす影響
回転機鉄心中の局所的残留応力分布がベクトル磁気特性へ及ぼす影響
カテゴリ: 全国大会
論文No: 2-129
グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集
発行日: 2010/03/05
タイトル(英語): Effect of Residal Stress of Core in Rotating Machine on Vector Magnetic Property
著者名: 甲斐 祐一郎(大分県産業創造機構,大分大学),槌田雄二 (大分大学),戸高 孝(大分大学),榎園 正人(大分大学)
著者名(英語): Yuichiro Kai(Oita Prefectural Organization for Industry Creastion,Oita University),Yuji Tsuchida(Oita University),Takashi Todaka(Oita University),Masato Enokizono(Oita University)
キーワード: 回転機鉄心|残留応力|ベクトル磁気特性|主応力|磁気損失
要約(日本語): 電磁力応用機器には電磁鋼板が使用されており素材特性を有効活用するためには,素材特性を把握することが必要となる。電磁鋼板は応力に非常に敏感であり,製造工程で生じた残留応力が磁気特性を劣化させることが知られている。しかしながら,製造後の回転機鉄心のどの位置に残留応力が生じ,どの程度磁気特性が劣化しているかは明らかになっていない。本論文では,回転機鉄心中の局所的残留応力を測定し,それを模擬した応力下でのベクトル磁気特性を測定した。その結果,引張及び圧縮の残留応力によって,ティース部の磁気特性が劣化していることを明らかにした。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,845 Kバイト
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