圧粉磁心の偏磁下磁気特性

カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-131

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): DC-biased Magnetic Properties of Soft Magnetic Composite

著者名: 今盛 聡(富士電機ホールディングス),大口 英樹(富士電機システムズ),鳥羽 章夫(富士電機ホールディングス)

著者名(英語): Satoshi Imamori(Fuji Electric Holdings),Hideki Ohguchi(Fuji Electric Systems),Akio Toba(Fuji Electric Holdings)

キーワード: 圧粉磁心|鉄損|偏磁下

要約(日本語): モータやリアクトルの鉄心材料として近年注目を浴びている圧粉磁心の偏磁下磁気特性を測定し、その振る舞いについて考察を行った。その結果、偏磁下で鉄損が増加するがその増加量は最大でも５０％程度であり、電磁鋼板での場合より少ないことが判明した。また、鉄損の振る舞いを主に支配しているヒステリシス損がある偏磁量において極大をとるのは、偏磁量が増加すると、磁場変化時の内部状態の変化が移動容易な磁壁移動、移動困難な磁壁移動、磁化回転の順に変わるためだと考察した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 874 Kバイト