Ｆ１ハイブリッドシステム用低損失ステータコアの開発

カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-132

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Development of low loss Stator Core for formula-1 hybrid system

著者名: 三好 健宏(本田技術研究所),河村 保(本田技術研究所),土屋 雅之(本田技術研究所),前田 秀智(ジェフテック)

著者名(英語): Takehiro Miyoshi(Honda R&D Co.,Ltd. Automobile R&D Center),Tamotsu Kawamura(Honda R&D Co.,Ltd. Automobile R&D Center),Masayuki Tsuchiya(Honda R&D Co.,Ltd. Automobile R&D Center),Hidetomo Maeda(Jeftec Co.,Ltd.)

キーワード: ハイブリッド自動車|モータコア|鉄損|磁束密度|Fe-Co-V合金

要約(日本語): Ｆ１ハイブリッドシステム用のモータは、車両運動性能確保のために小型低損失であることが求められる。既存の材料では特性が不十分であった為、今回新たなステータコアを開発した。 高磁束密度材料である鉄コバルト合金の板厚組織を最適化し，低粘度接着剤と絶縁表面処理を新規開発してステータの渦損を低減させた．これらの技術開発の結果、初期に比べ５０％の鉄損を低減させた。この磁気特性と寸法精度を両立させた上で、高い生産性を示す製造プロセスを開発した。本ステータによりモータを20％小型化を達成できた。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 309 Kバイト