がん誘導加温治療法における磁収束効果による磁束密度の局所分布制御
がん誘導加温治療法における磁収束効果による磁束密度の局所分布制御
カテゴリ: 全国大会
論文No: 2-149
グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集
発行日: 2010/03/05
タイトル(英語): Magnetic Flux Distribution Control on Induction Heating Type Hyperthermia Therapy by Using Flux Concentration Effe
著者名: 山田 外史(金沢大学),藤井 邦明(金沢大学),池畑 芳雄(金沢大学),柿川真紀子 (金沢大学)
著者名(英語): Sotoshi Yamada(Kanazawa University),Kuniaki Fujii(Kanazawa University),Yoshio Ikehata(Kanazawa University),mMakiko Kakikawa(Kanazawa University)
キーワード: 誘導加温|誘導コイル|磁束収束|ハイパーサーミア治療
要約(日本語): 標的がん治療を目指した磁性流体を用いる誘導加温形ハイパーサーミアの研究が進んでいる。しかしながら,うず電流損や誘電損失のための体表面の発熱が生じ,局所的な励磁や,深部治療のための励磁条件等が限られる。 本稿ではうず電流による磁束収束効果に着目し,生体表面における磁束印加範囲を抑制,疾病部位への磁束収束による局所励磁を提案する。 従来の誘導加温に対して磁束収束効果を応用することにより,遮蔽効果においては不要部位への磁束密度の抑制に対して有効である。収束効果においては,装置を階層形に構成することにより,深部領域への効果を増強することが可能であると判明した。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,772 Kバイト
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