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感温磁性体を用いた低侵襲ハイパーサーミアのための温度モニタリング技術の開発

感温磁性体を用いた低侵襲ハイパーサーミアのための温度モニタリング技術の開発

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カテゴリ: 全国大会

論文No: 2-150

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Development of the less-invasive temperature monitoring technique for hyperthermia treatment using the ferromagnetic implant with low curie temperature.

著者名: 水戸部 一孝(秋田大学),呉 硯峰(秋田大学),鈴木 雅史(秋田大学),吉村 昇(秋田大学)

著者名(英語): Kazutaka Mitobe(Akita University),Yanfeng Wu(Akita University),Masafumi Suzuki(Akita University),Noboru Yoshimura(Akita University)

キーワード: 温熱療法|磁性体|キュリー点|温度計測|ガン

要約(日本語): キュリー点を治療に適した34℃に設定した感温磁性体微粒子を悪性腫瘍部に注射した後,体外から高周波磁場を印加することにより低侵襲的に悪性腫瘍部を一定温度で局所加熱し,癌細胞をアポトーシスさせるハイパーサーミアが報告されている.ところが,感温磁性体微粒子は発熱効率が低く,治療可能な温度にまで発熱させるためには高磁束密度・高周波磁場を印加する必要があり,電源設備の大型化が実現の妨げとなっていた.そこで,本研究では感温磁性体の発熱効率の向上と共に,治療時の到達温度をワイヤレスで計測する技術の実現をめざした.ここでは,発想を転換し,腫瘍部に埋め込む感温磁性体を温度計測用のプローブとして利用し,キュリー温度に到達したときの透磁率の低下を体外から計測することで,治療に最適な温度に到達したか否かをモニタリングできるのではないかと考え,物理実験を実施しその妥当性を実証した.

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 875 Kバイト

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