連続時間型一般化最小分散制御における部分的モデルマッチング法の提案

カテゴリ: 全国大会

論文No: 3-066

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): A Proposal of Partial Model Matching Method for Continuous-Time Generalized Minimum Variance Control

著者名: 田島 淳一(首都大学東京),土井 正好(福山大学),森 泰親(首都大学東京)

著者名(英語): Jyun-ichi Tajima(Tokyo Metropolitan University),Masayoshi Doi(Fukuyama University),Yasuchika Mori(Tokyo Metropolitan University)

キーワード: 一般化最小分散制御|むだ時間|Diophantine方程式|部分的モデルマッチング

要約(日本語): セルフチューニングコントロール(STC)の設計部を担う手法に一般化最小分散制御(GMVC)がある。この手法はむだ時間系に対して追従特性の良い設計が行えるが，サンプリング周期に関する様々な課題があるため，この手法を連続時間領域で設計する連続時間型一般化最小分散制御(CGMVC)が提案された。しかしながら，CGMVCは閉ループ系においてサーボ系を設計しなければオフセットを除去できないという課題がある。このとき，従来法では応答の改善が行えない。そこで，本論文において部分的モデルマッチング法(PMM法)を参考にし，低次の情報から評価関数の制御量重みを調整し，PMM法の応答指定を行う設計法を提案する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,402 Kバイト