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ツリガネムシの収縮・伸張運動によるマイクロ構造物の駆動

ツリガネムシの収縮・伸張運動によるマイクロ構造物の駆動

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カテゴリ: 全国大会

論文No: 3-113

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Actuation of Micro-structure by Contraction and Extension in Vorticella

著者名: 永井 萌土(東京大学),浅井 博(早稲田大学),藤田 博之(東京大学)

著者名(英語): Moeto Nagai(Institute of Industrial Science,The University of Tokyo),Hiroshi Asai(Waseda University),Hiroyuki Fujita(Institute of Industrial Science,The University of Tokyo)

キーワード: ツリガネムシ|生体アクチュエータ|バイオマイクロシステム|マイクロバルブ

要約(日本語): 本論文では、ツリガネムシを利用したボール型マイクロバルブを提案し、その主要素であるマイクロ構造物のツリガネムシによる駆動を実証した。ここで長さ約100 μm、直径約2-3 μmで収縮・伸張運動するフィラメント状の柄を持つツリガネムシを、リニアアクチュエータとして活用した。アミノ酸のポリマーであるPoly-L-Lysineを利用し、幅50 μm程度のガラス片を3個体のツリガネムシの細胞体に対し接着した。1つのツリガネムシが収縮を行うとき、他の2個体もそれに同期して、収縮を行った。細胞体が40 μm程度移動する一方、ガラス片は約120 μm移動した。以上により、ボール型マイクロバルブの駆動原理の確認をした。今後はマイクロ流路作製と界面活性剤処理を組み合わせ、Ca2+応答性マイクロバルブを作製する予定である。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,030 Kバイト

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