エレクトレット発電器のための荷電方法
エレクトレット発電器のための荷電方法
カテゴリ: 全国大会
論文No: 3-127
グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集
発行日: 2010/03/05
タイトル(英語): Study on charging method for electret power generator
著者名: 中出 圭亮(兵庫県立大学),豊永 智彦(兵庫県立大学),藤田 孝之(兵庫県立大学),樋口 行平(科学技術振興機構),前中一介 (兵庫県立大学)
著者名(英語): Keisuke Nakade(University of Hyogo),Tomohiko Toyonaga(University of Hyogo),Takayuki Fujita(University of Hyogo),Kohei Higuchi(Japan Science and Techology Agency),Kazusuke Maenaka(University of Hyogo)
キーワード: Energy Harvesting|環境発電|エレクトレット|PowerMEMS|荷電|表面電位
要約(日本語): 静電誘導を利用したマイクロ振動型発電器について、キーデバイスであるエレクトレットの新しい荷電法を提案する。電極として基板上に金属を交互にベース電極(BE)、ガード電極(GE)として成膜し、従来はBE上のみにエレクトレットとなるテフロン系高分子樹脂CYTOPを加工して残し、Needle電極に-8kV、Grid電極に-600Vかけて荷電していた。新手法は、GEの代わりに埋め込み電極(BGE)を設けて、Grid電極と接続して同電位にすることで、CYTOPを加工せずにBE上に荷電が可能となる。荷電実験を行ったところ、従来法は最大で約60V、新手法では約300Vの電位差を確認でき、新手法での有益性を示した。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,116 Kバイト
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