引張力下でのマイクロ磁歪振動子の磁気・磁歪特性

カテゴリ: 全国大会

論文No: 3-128

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Magnetic and Magnetostrictive Property of Micro Magnetostrictive Vibrator under Tensile Force

著者名: 上野 敏幸(金沢大学),三浦 英充(金沢大学),山田 外史(金沢大学)

著者名(英語): Toshiyuki Ueno(Kanazawa University),Hidemitsu Miura(Kanazawa University),Sotoshi Yamada(Kanazawa University)

キーワード: 磁歪材料|振動子|鉄ガリウム合金

要約(日本語): 近年，米国海軍研究所で鉄ガリウム系（Fe-81.6%、Ga-18.4%）の磁歪材料（Galfenol, 磁歪200ppm, 比透磁率100）が開発された。この材料の大きな特徴は，延性で引張り強度（300 MPa以上）が高く，機械加工性が良いことである。よってこの材料を用いると，従来の圧電セラミックスに比較し，駆動電圧が低く，小型で頑健な振動子が実現できる。我々は，このGalfenolのマイクロ磁歪振動子の医療，産業への応用を目的として研究を行っている。今回は，実使用に際して重要になる小型振動子の機械強度と，引張力下の磁歪・磁気特性について検証した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,089 Kバイト