高臨場感嗅覚ディスプレイ?匂いと風の統合提示に関する検討?
高臨場感嗅覚ディスプレイ?匂いと風の統合提示に関する検討?
カテゴリ: 全国大会
論文No: 3-144
グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集
発行日: 2010/03/05
タイトル(英語): Olfactory Display to Provide a High Sense of Reality: Investigation on Simultaneous Presentation of Odor and Airflow
著者名: 大野 丹(東京農工大学),松倉 悠(東京農工大学),石田 寛(東京農工大学)
著者名(英語): Akira Ohno(Tokyo University of Agriculture and Technology),Haruka Matsukura(Tokyo University of Agriculture and Technology),Hiroshi Ishida(Tokyo University of Agriculture and Technology)
キーワード: 嗅覚ディスプレイ|バーチャルリアリティ|匂い|風
要約(日本語): バーチャルリアリティの分野において,仮想現実感を高める手段の一つに,嗅覚ディスプレイで匂いを提示する方法がある.しかし,匂いを単純に出すだけではなく,匂いが来る方向も表現すれば,より多彩な状況を再現できる.匂いは主に風に乗って運ばれるため,風と匂いを同時に提示すれば匂いが来る方向の表現が可能なことを実験的に確かめた.また,様々な方向から来る風をなるべく少ない個数のファンで提示する方法を考案した.向かい合わせに二つのファンを配置すると双方からの風がぶつかり,横に広がるので,これを顔に提示する.風の強さのバランスを変えると風がぶつかる場所が変わり,顔に提示される風が左右にずれる.実際に風を生成し,風速分布を測定して,考案した方法の有効性を確認した.
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 832 Kバイト
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