二相制御方式三相昇降圧交流チョッパ回路のデッドタイム補償制御の検討

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-020

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Dead Time Compensation for a Three Phase Buck-Boost AC Chopper Controlled in Two Phases

著者名: 藤永 真希(愛知工業大学),小林 成彰(愛知工業大学),鳥井 昭宏(愛知工業大学),植田 明照(愛知工業大学)

著者名(英語): Maki Fujinaga(Aichi Institute of Technology),Nariaki Kobayashi(Aichi Institute of Technology),Akihiro Torii(Aichi Institute of Technology),Akiteru Ueda(Aichi Institute of Technology)

キーワード: 交流チョッパ|デッドタイム|補償方法|THD

要約(日本語): 交流チョッパ回路は、高い周波数でスイッチングをするため、出力電圧波形の歪みを低減させ、回路の小型化が容易である。本研究では、先に提案した二相制御方式三相昇降圧交流チョッパ回路のデッドタイムによる影響と、その補償制御の効果についてシミュレーションにより検討した。デッドタイム期間では、昇降圧用リアクトル電流の極性により、電磁エネルギーの蓄積と放出の切り替わりのタイミングが変わる。そこで昇降圧用リアクトル電流の極性を検出し、指令値をデッドタイム相当分上下させることにより補償する。これにより、出力電圧、入力電流波形ともにTHDは低減し改善された。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 644 Kバイト