マトリックスコンバータにおける同期PWM制御への移行制御

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-025

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): A Transfer Control Strategy to Synchronous PWM Control for a Matrix converter

著者名: 真木康次 (長岡技術科学大学),伊東淳一 (長岡技術科学大学)

キーワード: マトリックスコンバータ|同期PWM制御|ビートレス制御

要約(日本語): 著者らは，インバータの1パルス運転にあたるMCの同期PWM制御を提案しており，電圧利用率0.955を達成している。また，提案制御は低スイッチング回数で入力電流を正弦波化できる。しかし，提案制御は出力電圧振幅が一定であるため，電圧利用率0.866の非同期PWM制御からの切り替え時に，出力電圧振幅が急変する。この問題は，非同期PWM制御と提案制御の間で出力電圧振幅が制御できる移行制御によって解決されているが，実機実験による検証は行われていない。本論文では，移行制御を用いた非同期PWM制御から提案制御への切り替えを実機検証する。移行制御により，出力電圧振幅の急変なく，非同期PWM制御から提案制御への切り替えられていることを確認した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,998 Kバイト