三相/三相マトリックスコンバータの電流検出改善による出力電圧誤差の低減

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-026

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Reducation of Output Voltage Error by Improved Current Detection for Three-Phase to Three-Phase Matrix Converters

著者名: 中本 慎二(名古屋工業大学),竹下 隆晴(名古屋工業大学)

著者名(英語): shinji Nakamoto(Nagoya Institute of Technology),takaharu takeshita(Nagoya Institute of Technology)

キーワード: マトリックスコンバータ|転流

要約(日本語): マトリックスコンバータの課題の一つに転流シーケンスが挙げられる。マトリックスコンバータは，その構成上の制約により電源短絡及び負荷電流不連続を発生させない転流パタンが必要である。そこで，転流パタンの作成に入力電圧の大小関係及び負荷電流符号の情報を用いている。そのため，入力電圧の大小関係の切り替わり付近，負荷電流ゼロクロス付近における制御に問題点を抱えている。本論文では，負荷電流符号を常時検出し，検出した情報を，DSPを介さずに，転流パタンを作成するFPGAに直接入力することで，負荷電流ゼロクロス付近における問題点の解決を図り，実験による検証で提案法の有効性を確認する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,706 Kバイト