DCAF機能を備えたMulti-DC Tap方式単相PWMコンバータ
DCAF機能を備えたMulti-DC Tap方式単相PWMコンバータ
カテゴリ: 全国大会
論文No: 4-034
グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集
発行日: 2010/03/05
タイトル(英語): A Single Phase PWM Converter on Multi-DC Tap Scheme with DC Active Filter Function
著者名: 北野 達也(小山工業高等専門学校),小川 晃弘(小山工業高等専門学校),松井 幹彦(東京工芸大学)
著者名(英語): Tatsuya Kitano(Oyama National College of Technology),Akihoro Ogawa(Oyama National College of Technology),Mikihiko Matsui(Tokyo Polytechnic University)
キーワード: DCアクティブフィルタ|Multi-DC Tap|単相PWMコンバータ
要約(日本語): 系統連系用の単相PWMコンバータでは、通常電源側電流を電源電圧に同期した力率1の正弦波に制御するため、電源周波数の2倍の電力脈動を伴い直流リンク部に電圧リップルが発生する。この電圧リップル低減策として、直流リンク部に大容量の電解コンデンサを接続するが、変換器の寿命を縮めるなどのデメリットがある。この解決策として、直流アクティブフィルタ(DCAF)やアクティブパワーデカップリングにより積極的に電力脈動を補償するシステムが提案され、三相?単相電力変換器にも応用されている。しかし、電圧形の変換器のため、単相PWMコンバータに対して補償装置を並列に接続するシステムであり、直流リンク部等の電圧が高い方がコンデンサ容量の低減につながるため直列に接続したほうが有利となる。本稿では、2段構成のMulti-DC Tapを2レグ用い、直列に2台の単相PWMコンバータを形成した装置において、一台を単相PWMコンバータ、もう一方をDCAFとして動作させることで、単相PWMコンバータに対して補償装置(DCAF)を直列に接続したシステムを提案し、その動作をシミュレーションにより確認したので報告する。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 2,052 Kバイト
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