5レベルダイオードクランプPWMインバータ用直流電圧均一回路 ?中性点電位制御への応用?

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-048

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): A DC-Voltage-Balancing Circuit for a Five-Level Diode-Clamped PWM Inverter - Application to Midpoint-Voltage-Balancing Control -

著者名: 長谷川一徳 (東京工業大学),赤木泰文 (東京工業大学)

キーワード: 5レベルダイオードクランプインバータ|中性点電位制御|直流電圧均一回路|モータドライブ

要約(日本語): 筆者らは先に，ダイオード整流器・5レベルダイオードクランプPWMインバータを用いたモータドライブに適した直流電圧均一回路の検討を行った。これは，結合インダクタを採用することでインダクタ体積を小型化できる点に特長がある。一方で，5レベルダイオードクランプPWMインバータの中性点電位は，零相電圧の重畳により制御を行った。しかし，この手法はPWMの自由度を制限し，また出力電圧の飽和を招くおそれがある。本論文では，結合インダクタを用いた直流電圧均一回路による中性点電位の制御法を提案する。これは，直流電圧均一回路に位相シフト制御法を適用することで，5レベルインバータのPWM制御に頼ることなく， 4台すべてのコンデンサ電圧の均一化を実現する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,534 Kバイト