センサレス制御インバータの低い直流電圧動作時の特性改善

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-080

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Improvement of Operating Characteristics of I Sensor-less Controlled Inverter with Low DC Voltage

著者名: 高橋 義也(徳島大学),大西徳生 (徳島大学)

著者名(英語): Yoshiya Takahashi(Tokushima University),Tokuo Ohnishi(Tokushima University)

キーワード: センサレス制御|インバータ

要約(日本語): 従来、提案してきたセンサレス制御は、直流電圧が低い場合に素子電圧降下等の影響で振動的となり、正確なセンサレス制御がかけられなくなる課題があった。そこで、インバータの出力電圧を検出し補正量として付加した制御システムを提案し検討を行なった。インバータの出力電圧を回転座標変換し、得られた二軸電圧Vδr、Vγrの脈動分を制御回路の二軸電圧Vδ、Vγに付加した制御システムを構成した。素子の電圧降下や休止期間が無視できない場合は、インバータの出力電圧、電流共に振動的となるが、シミュレーション結果より補正項を付加した場合は、振動が抑えられ、動作波形が改善されていることが確認でき、今回の制御が有効であることが確認できた。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 892 Kバイト