磁気飽和現象を考慮した無駄時間補償によるシンクロナスリラクタンスモータの電流制御

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-082

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Current Control of Synchronous Reluctance Motors by Time Delay Compensation in Consideration of Magnetic Saturation

著者名: 源馬崇文 (中部大学),長谷川 勝(中部大学),松井 景樹(中部大学)

著者名(英語): Takafumi Gemma(Chubu University),Masaru Hasegawa(Chubu University),Keiju Matsui(Chubu University)

キーワード: シンクロナスリラクタンスモータ|磁気飽和現象|無駄時間補償|電流予測

要約(日本語): 本稿では磁気飽和現象を考慮した無駄時間補償法を提案する。シンクロナスリラクタンスモータは磁気飽和現象によるインダクタンス変動が大きいため，電流レベルにより過電流，応答劣化の問題が生じる。提案法は，この電流制御系の性能低下の一因が演算時間にともなう無駄時間に起因するものととらえ，既に提案されている無駄時間補償法をシンクロナスリラクタンスモータ向けに拡張したものである。さらに，提案法は磁気飽和現象を考慮した電流制御が実現可能なことを実機実験により明らかにする。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 911 Kバイト