有効無効電力情報を用いた位置センサレス制御

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-099

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Position sensorless control using active and reactive power information.

著者名: 竹内 加津郎(芝浦工業大学),有賀 義浩(芝浦工業大学),下村 昭二(芝浦工業大学)

著者名(英語): Katsuo Takeuchi(Shibaura Institute of Technology),Yoshihiro Aruga(Shibaura Institute of Technology),Shoji Shimomura(Shibaura Institute of Technology)

キーワード: 位置センサレス制御|逐次最小二乗法|埋め込み磁石形同期モータ

要約(日本語): IPMSMの制御には回転子位置を得るための位置センサが必要となる。近年では，信頼性の向上やコスト削減，省スペース化のため，位置センサレス制御の研究が行われている。本研究では有効無効電力の式から最小二乗モデルを導出し、逐次最小二乗法を用いて推定された未知パラメータから回転子位置を得るための軸誤差推定を試みた。本方式の特徴として、負荷状態などの影響により値が変動してしまうモータパラメータを用いず軸誤差推定が可能であるため、ロバスト化や汎用化が期待できることが挙げられる。本稿では本方式を用いた定速域および零速における軸誤差推定方式をそれぞれ提案し、位置センサレス制御のシミュレーションによる検証結果を報告する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 764 Kバイト