入力整形フィルタを用いた負荷付き超音波モータの位置決め
入力整形フィルタを用いた負荷付き超音波モータの位置決め
カテゴリ: 全国大会
論文No: 4-164
グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集
発行日: 2010/03/05
タイトル(英語): Positioning Control with Input Shaping Filter in Load Condition of USM
著者名: 佐久間 圭輔(東京農工大学),中村 幸紀(東京農工大学),涌井 伸二(東京農工大学)
著者名(英語): Keisuke Sakuma(Tokyo University of Agriculture and Technology),Yukinori Nakamura(Tokyo University of Agriculture and Technology),Shinji Wakui(Tokyo University of Agriculture and Technology)
キーワード: 超音波モータ|位置決め|入力整形フィルタ|PI補償器|トルクモータ
要約(日本語): 超音波モータ(Ultrasonic Motor: USM)は小型・軽量,低速高トルクであり,静粛性に優れ,保持トルクが大きいなどの特徴を有する.そのため,小型モーションコントロールシステムのアクチュエータとしての応用が期待される.著者らは,無負荷の条件において古典制御ベースであるPI制御を基に積分要素を途中から投入する手法と入力整形フィルタ(Input shaping filter)の二つを提案してきた.これらの二つの手法は,オーバシュートを抑制し,位置決め時間を短縮する効果がある.そして,複雑な構成を必要とせず,制御システムが簡素でありながらも,位置決め波形を大きく改善できる.しかし,実用の際にモータを無負荷で回転させることはない.そこで,本研究で提案した2つの手法が負荷状態においても有用であることを示す.
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 2,095 Kバイト
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