プラント計装制御用無線通信システム(3) ?再送抑制方式?

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-217

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Wireless Communication System for Plant Instrumentation and Control (3) - Retransmission Suppression Method -

著者名: 村田 新治(日立製作所),一ノ瀬 祐治(日立製作所),有田 節男(日立製作所)

著者名(英語): Shinji Murata(Hitachi,Ltd.),Yuji Ichinose(Hitachi,Ltd.),Setsuo Arita(Hitachi,Ltd.)

キーワード: プラント計装制御|無線通信|再送制御|通信遅延時間|データ到達率|IEEE802.11

要約(日本語): プラント計装制御用通信では、通信遅延時間とデータ到達率の保証が求められる。無線通信は、有線通信と比較して通信エラー率が高く、再送の発生により通信遅延時間が増大する。本稿では、無線局間の通信遅延時間低減とデータ到達率向上を目的とした再送制御方式の検討と評価結果について報告する。パケット内でデータを分割し、エラーを検出したブロック以降を再送するデータ分割再送制御方式及びヘッダ三冗長化方式を考案し、シミュレーションにより通信遅延時間低減とデータ到達率向上を確認した。本方式をプロト機に実装し、試験結果がシミュレーションとほぼ一致することを確認した。本方式は通信遅延時間とデータ到達率の保証が求められるプラント計装制御用無線通信に有効である。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,486 Kバイト