列車前方監視のための画像処理技術の研究?線路空間知識を利用したレール検出?

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-228

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): A Study on Image Preprocessing Technique for Safety Monitoring in front of a Train - Rail Extraction based on Rail Track Spatial Feature -

著者名: 鵜飼 正人(鉄道総合技術研究所),那須ボクダン 友行(鉄道総合技術研究所),長峯 望(鉄道総合技術研究所)

著者名(英語): Masato Ukai(Railway Technical Research Institute),Bogdan Tomoyuki Nassu (Railway Technical Research Institute),Nozomi Nagamine(Railway Technical Research Institute)

キーワード: 画像処理|画像認識|コンピュータビジョン|安全監視|車載カメラ|鉄道

要約(日本語): 線路内障害物やホーム転落を車上から検知する、車両搭載型列車前方監視システムの開発を進めている。本論では最初に、鉄道に特徴的な線路空間モデルにおける、世界座標系とカメラ座標系の関係を明確にした。次に、障害物検出の重要な画像前処理として、線路空間知識を利用したレール検出アルゴリズムを検討し、実際の線路映像を用いて検出性能を評価した。また、夜間・雨天・逆光といった全天候に対応するため、比較的確実に検出できる手前のレールの位置や曲率といったトレンドを、次の検出領域に連続的に反映する改良アルゴリズムについて述べた。その他の画像前処理として最後に、建築限界の認識、線路消失点の認識、映像ぶれ補正手法に関する検討内容を、テスト映像による実験結果と共に報告した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 3,427 Kバイト