可変磁力モータの制御方法

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-011

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Control method of Variable Magnetic Force Motor

著者名: 前川佐里 (東芝),永井一信 (東芝),新田 勇 (東芝),細糸強志ホームアプライアンス (東芝ホームアプライアンス)

キーワード: 可変磁力|着磁|モータ|ベクトル制御|インバータ

要約(日本語): モータでもブラシレスＤＣモータは比較的高効率とされる。しかし，可変速運転を行う場合、高回転領域では弱め界磁制御を行うことが多く，その銅損が損失増大を招く課題がある。この課題を改善するため、界磁磁束量を動的に変化させる手段がすでにいくつか提案されており，その一つが可変磁力モータである。同モータは固定子コイルにパルス状の磁化電流を流すことで発生する電機子反作用磁界を印加し、永久磁石の磁化を変化させる。この可変磁力モータの磁化方法および変化する磁束量の検出原理および実験結果について報告する。実験の結果、増磁および減磁の電流を通電することで，誘起電圧の値すなわち磁石の磁力が変化することが確認できた。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,318 Kバイト