撤去電線データに基づく確率論的寿命検討手法
撤去電線データに基づく確率論的寿命検討手法
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-115
グループ名: 【全国大会】平成23年電気学会全国大会論文集
発行日: 2011/03/05
タイトル(英語): Probabirity Estimated Method of Lifetime Based on Survey data of Removed ACSR
著者名: 伊藤 勇(東北電力),千葉 秀樹(東北電力),小野寺 昌彦(東北電力),藤井 一幸(北日本電線),宮崎 幸一(北日本電線)
著者名(英語): Isamu Ito(Tohoku Electric Power Co.,Inc),Hideki Chiba(Tohoku Electric Power Co.,Inc),Masahiko Onodera(Tohoku Electric Power Co.,Inc),Kazuyuki Fujii(Kitanihon Electric Cable Co.,Ltd),Koichi Miyazaki(Kitanihon Electric Cable Co.,Ltd)
キーワード: 寿命予測|送電線|腐食|確率|腐食マップ|マスターカーブ
要約(日本語): 近年,日本海沿岸部において架空送電線が腐食する事例がある。このため,実線路から電線を採取する撤去電線調査を行っている。その調査数は現在までに1500サンプルを超えた。これらの調査結果から,設備形態,電線線種,地形・環境別による腐食傾向や腐食速度などの種々の知見が得られている。また,実線路の腐食様相を腐食促進試験(硫酸を加えた塩水噴霧試験)で再現して得られたアルミ素線引張荷重の腐食劣化曲線により,電線の強度低下推移の予測が可能となってきている。本論文は,撤去電線から得られたデータと腐食促進試験で得られた知見,さらには風況と確率を用いた合理的な架空送電線の寿命検討手法について述べるものである。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 2,699 Kバイト
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