銅クラッドアルミ線コイルにおける高周波抵抗
銅クラッドアルミ線コイルにおける高周波抵抗
カテゴリ: 全国大会
論文No: 1-015
グループ名: 【全国大会】平成24年電気学会全国大会論文集
発行日: 2012/03/05
タイトル(英語): AC Resistance of Coils Wound by Copper Clad Aluminum Wires
著者名: 上滝 千尋(フジクラ),官 寧(フジクラ),堀 泰伸(フジクラ),新元 孝(フジクラ),坂本 中コンポーネンツ(フジクラコンポーネンツ),八代 健一郎(千葉大学)
著者名(英語): Chihiro Kamidaki(Fujikura Ltd.),Ning Guan(Fujikura Ltd.),Yasunobu Hori(Fujikura Ltd.),Takashi Shinmoto(Fujikura Ltd.),Tadashi Sakamoto(Fujikura Components Ltd.),Ken'ichiro Yashiro(Chiba University)
キーワード: 銅クラッドアルミ線|高周波抵抗|表皮効果|近接効果|うず電流損
要約(日本語): 銅クラッドアルミ線(以下、CCA線:Copper Clad Aluminum Wire)はアルミニウム線の外周に銅が一様に被覆された線である。CCA線は銅に比べて軽量で、はんだ付け性が銅と同等であり、さらに近接効果による損失が銅線に比べて小さい。本論分では円形のCCA線に交流電流が流れたときの表皮効果損と、外部からの交流磁界が作用した場合に生ずる近接効果の理論式を導出した。CCA線は高周波における導線表面への磁界の集中が銅線よりも弱く、誘起される渦電流損が小さいため、特定の周波数で抵抗が銅線よりも小さい。コイルの交流抵抗の測定値は理論式より導かれた計算値とよく一致した。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,273 Kバイト
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