集中巻構造を用いたV字型IPMSMの高速重負荷領域における高効率化の検討

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-004

グループ名: 【全国大会】平成28年電気学会全国大会論文集

発行日: 2016/03/05

タイトル(英語): Examination for Enhancing Efficiency of V-shape IPMSM Using Concentrated Winding Structure at High Speed and High Torque Area

著者名: 二本柳 理人(北海道大学),竹本 真紹(北海道大学),小笠原 悟司(北海道大学),青木 尚彦(LG Electronics Japan Lab),李 寛洙(LG Electronics Japan Lab)

著者名(英語): Ayato Nihonyanagi(Hokkaido University),Masatsugu Takemoto(Hokkaido University),Satoshi Ogasawara(Hokkaido University),Norihiko Aoki(LG Electronics JAPAN Lab. Inc.),Kwansu Lee(LG Electronics JAPAN Lab. Inc.)

キーワード: 集中巻構造,埋込永久磁石同期モータ,高速重負荷領域,高効率化

要約(日本語): 産業用途に用いられるIPMSMでは，特定の運転領域で高効率が要求され，幅広い定出力運転は要求されないことが多い。検討モータは，高速重負荷領域において高効率が要求される。この場合，銅損を増加させてまで，定出力運転を実現する必要がないため，リラクタンストルクの活用は難しい。さらに，本検討では，製造コスト削減とコイルエンド短縮のため，集中巻を採用した。しかし，集中巻は，元来リラクタンストルクが発生しにくい構造である。そこで，本稿では，集中巻を用いたV字型IPMSMの高速重負荷領域における効率向上のため，q軸磁束を抑制し，マグネットトルクを主体的に活用する回転子構造の検討を行ったので報告する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 381 Kバイト