静電噴霧法における気液混相領域と放電プラズマ進展領域の対応性
静電噴霧法における気液混相領域と放電プラズマ進展領域の対応性
カテゴリ: 全国大会
論文No: 1-076
グループ名: 【全国大会】平成29年電気学会全国大会論文集
発行日: 2017/03/05
タイトル(英語): Correspondence between Liquid-solid Multiphase Region Produced by Electrospray Technique and Propagation Region of Discharge Plasma.
著者名: 近藤 賢宏(愛媛大学),尾崎 良太郎(愛媛大学),門脇 一則(愛媛大学)
著者名(英語): Takahiro Kondo(Ehime University),Ryotaro Ozaki(Ehime University),kazunori Kadowaki(Ehime University)
キーワード: 静電噴霧|プラズマ|放電光|極性反転パルス
要約(日本語): [背景]放電により水分子から生じる活性種(OHラジカル)は,強い酸化力を有し,水中の難分解性物質の分解に大きく影響することは広く知られている。また,水を粒状にし,放電との反応面積を大きくすることにより,OHの生成率を向上させることを狙いとした研究が,国内外で行われている。水の微粒化法の中でも,電気的エネルギーを用いた静電噴霧法は,消費電力が少なく,サブミクロンオーダの液滴が形成できるといわれている。しかし,静電噴霧による微粒化は,針電極の内径を始めとする様々な条件により変化し,放電プラズマとの高効率な反応条件を知ることが課題となっている。[目的] 1本の針電極で,静電噴霧と放電を引き起こした場合に,噴霧領域と放電進展領域が一致するかどうかを明らかにすること。[方法] 電極間距離を固定し,印加電圧を変化させたときの,静電噴霧の様子をデジタルカメラ(ハイスピードモード1200 fps)で撮影し,また,放電光をデジタルカメラの30秒間の長時間露光で撮影し,その結果を観察した。[結果] ・昇圧時に発生するプラズマが静電噴霧を阻害することがわかった。・ナノ秒反転パルス電圧は,直流・矩形波交流電圧に比べ,放電の進展が顕著にみられた。[結論] 一本の針電極で,静電噴霧とプラズマを両立させ,微粒子に放電を曝すことが目的であったが,プラズマの発生が静電噴霧を阻害した。今後は噴霧領域と放電進展領域の合致を実現し,水中有機物分解能力を評価する予定である。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 584 Kバイト
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