信号設備におけるバッテリー管理手法の研究
信号設備におけるバッテリー管理手法の研究
カテゴリ: 全国大会
論文No: 5-170
グループ名: 【全国大会】平成29年電気学会全国大会論文集
発行日: 2017/03/05
タイトル(英語): Deterioration diagnosis of secondary batteries
著者名: 小林 敏晃(東日本旅客鉄道)
著者名(英語): Toshiaki Kobayashi(East Japan Railway Company)
キーワード: 蓄電池|鉄道|劣化判断
要約(日本語): 当社では非常用電源として踏切保安装置に鉛蓄電池(以下、バッテリーという)を設備しており、定期的な保全検査を実施している。しかし、停電などでバッテリーから電力の供給をおこなった際、バッテリーの劣化(容量低下)のため想定より早い時間で電圧が低下し、鳴動持続など踏切故障となってしまった事象があった。すなわち、現状の保全検査や設計だけではバッテリーの劣化を把握することができていないといえる。現行の保全検査や設計を加味したうえでバッテリーの主な劣化要因を分析したところ、格子腐食を発端にした活物質脱落が主要因であると推定した。そこで劣化に至る過程で起こる事象(格子腐食、格子伸び、密着不良、活物質脱落)のうち、いずれかを劣化判断として用いることができれば、劣化状態の把握が可能になると考えた。結果、密着不良に起因する抵抗値の変化を測定項目とし、より具体的な劣化判断手法を検討した。本研究では、バッテリー劣化判断手法として測定周波数の異なる2台の測定器を組み合わせた測定方法、インピーダンス差分法による抵抗値測定を提案する。提案したインピーダンス差分法の効果を検証するため、バッテリー(新品、中古品)を用いた検証をおこなったところ、バッテリーの劣化判断手法として有効であることが確認できた。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 511 Kバイト
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