積層鉄芯の溶接条件が磁気特性劣化に与える影響
積層鉄芯の溶接条件が磁気特性劣化に与える影響
カテゴリ: 全国大会
論文No: 5-044
グループ名: 【全国大会】平成30年電気学会全国大会論文集
発行日: 2018/03/05
タイトル(英語): Investigation on Deterioration of Magnetic Properties of Welded Laminated-core Due to Different Welding Conditions
著者名: 三谷 怜(同志社大学),河口 幸平(同志社大学),髙橋 康人(同志社大学),藤原 耕二(同志社大学),松下 真琴(東芝),徳増 正(東芝インフラシステムズ),安室 慧(東芝インフラシステムズ)
著者名(英語): Ryo Mitani(Doshisha University),Kohei Kawaguchi(Doshisha University),Yasuhito Takahashi(Doshisha University),Koji Fujiwara(Doshisha University),Makoto Matsushita(Toshiba),Tadashi Tokumasu(Toshiba Infrastructure Systems & Solutions),Kei Yasumuro(Toshiba Infrastructure Systems & Solutions)
キーワード: ステータコア,打ち抜き鋼板,溶接,磁気特性
要約(日本語): モータ効率改善に向け,その製造過程で生ずる電磁鋼板の磁気特性劣化評価や,それを考慮した磁界解析による鉄損予測は重要な課題となっている.筆者らは,溶接で結束された積層鉄芯の溶接影響について検討を進めている.本稿では,溶接条件を変更した試料を,実機ステータ抜板を用いて製作し,磁気特性の劣化度合いを検討した.その結果,ヒステリシス損に関しては,溶接層数および溶接電流の影響度が大きく,溶接棒径についても影響を与えている可能性があることを確認した.これは,磁気特性劣化の少ない実用的な溶接方法開発への手掛かりとなり,モータの高効率化につながると考えられる.
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 468 Kバイト
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