電界結合非接触給電を目指した自動車塗膜の電気的基礎特性測定
電界結合非接触給電を目指した自動車塗膜の電気的基礎特性測定
カテゴリ: 全国大会
論文No: 4-178
グループ名: 【全国大会】平成31年電気学会全国大会論文集
発行日: 2019/03/01
タイトル(英語): Measurement of Basic Electrical Characteristics of Automotive Paintings Toward Capacitive Power Transfer
著者名: 上村 敏生(宇都宮大学),船渡 寛人(宇都宮大学),春名 順之介(宇都宮大学)
著者名(英語): Toshiki Uemura(Utsunomiya University),Hirohito Funato(Utsunomiya University),Junnosuke Haruna(Utsunomiya University)
キーワード: 非接触給電,電界結合,自動車,塗膜
要約(日本語): 筆者らはこれまで電界結合方式(Capacitive Power Transfer, 以下CPTと呼ぶ)を応用した非接触コンセントプラグの研究など密着型CPTの研究を進めてきた。本稿では自動車における(CPTの電界結合部として)ボンネット等の塗膜に着目した。塗膜のCPTへの適用可能性を探るために塗膜の電気的特性について検討と電気的基礎特性測定を行った。提案したCPTが実現できれば大きなキャパシタンスの電界結合部を実現できるので低電圧・低周波で大電力の電送が期待できる。提案したCPTシステムとしては,例えばボンネットやドアに送電側の電極を張り付け,塗膜を介して内側の車体金属板から受電することが考えられる。実験において,数kW程度の電力伝送の可能性があることを確認した。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 866 Kバイト
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