Volt-var制御の時間変化率変更による電圧制御効果への影響評価
Volt-var制御の時間変化率変更による電圧制御効果への影響評価
カテゴリ: 全国大会
論文No: 310-311
グループ名: 【全国大会】平成31年電気学会全国大会論文集
発行日: 2019/03/01
タイトル(英語): Voltage Control Capability Evaluation of Volt-var Control by Changing Rump Rate Setting
著者名: 山下 裕輔(東光高岳),村下 直久(東光高岳),芳澤 信哉(早稲田大学),宮崎 輝(早稲田大学),林 泰弘(早稲田大学)
著者名(英語): Yusuke Yamashita,Naohisa Murashita,Shinya Yoshizawa,Teru Miyazaki,Yasuhiro Hayashi
キーワード: スマートインバータ,Volt-var制御,時間変化率,電圧制御,配電系統,太陽光発電
要約(日本語): 配電系統の電圧変動対策の一手段としてスマートインバータのVolt-var制御機能が注目されている。Volt-var制御に関する研究分野では,曲線を定義するパラメータの決定方法については多く検討されているが,短時間の動的な無効電力変化を決定する時間変化率[var/s]については十分な検討がなされていない。 この時間変化率が適切に設定されていない場合には,所望の電圧制御効果が得られず,無効電力出力のハンチングなど悪影響が想定される。また,系統電圧の変動に対して過剰な無効電力が出力されることを防ぐために,無効電力出力にある程度の時間変化率を設定することが望ましいが,Volt-var制御機能においては,曲線パラメータの設定に応じてどのような時間変化率を選べばよいのかが明確ではない。 そこで本検討では,曲線パラメータ別に時間変化率が異なる条件におけるシミュレーションにより,Volt-var制御による無効電力制御量と電圧制御効果の関係を算定し,適切な時間変化率設定について評価する。
本誌掲載ページ: 6-186 p
原稿種別: 日本語
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