風力発電システム基礎に付加された垂直埋設電極の有効線路長

カテゴリ: 全国大会

論文No: 133-134

グループ名: 【全国大会】平成31年電気学会全国大会論文集

発行日: 2019/03/01

タイトル(英語): Effective length of vertical grounding electrodes connected to the foundation of wind turbine

著者名: 小瀬 森意(同志社大学),山本 和男(中部大学),馬場 吉弘(同志社大学),長岡 直人(同志社大学)

著者名(英語): Morioki Kose,kazuo Yamamoto,Yoshihiro Baba,Naoto Nagaoka

キーワード: 風力発電,FDTD法,有効線路長,接地

要約(日本語): 風力発電システムを落雷による電位上昇から保護するために，埋設電極を付加する手法がとられる。今までの埋設電極単体での検討から，接地点での電圧上昇の抑制に効果的な長さである，有効線路長が存在することが示されている。垂直方向に埋設電極を敷設した場合，雷などの高周波成分を含む電流は表皮効果によって地面付近を流れるため，その有効線路長は浸透深さが接地特性に影響を与えると仮定し，近似式を導出した。そして，FDTD法を用いて風車基礎に垂直埋設電極を付加した場合の有効線路長について検討し，その近似式の有用性を示した。

本誌掲載ページ: 7-083 p

原稿種別: 日本語